気まぐれ日記

更新は本当に気まぐれです。主にtwitterに書くには長いなと思ったネタを書きます。

考えたこと

安保法案について、賛成派と反対派をみて感じたこと

安保法案関連の話題が盛り上がってる。 私の周りには、賛成派の人、反対派の人、それぞれ顔が見えて、どういう人かわかる人達がいる。 私は反対派だけど、どちらも私と考えが近いか遠いかの差こそあれ、理解できる考えだと思っている。 その両者が周りにいて…

憲法解釈を変更するって、民間活力を軽視してるって話なんだけど。

安保法制の議論は、内閣法制局VS内閣なのか? 安保法制について話題になっているけど、賛成派と反対派では、論点がかみ合っていないのではないでしょうか。 例えば、下記のリンクなんかはその典型例です。 <a href="http://blogos.com/article/116063/" data-mce-href="http://blogos.com/article/116063/">集団的自衛権は違憲!与党の参考人もNOという顛末。</a>…

芸術祭と回遊性、もう一つの側面

私はなぜか写真展の方が良いと感じた この春、京都では2つの芸術祭が開催されていた。 PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭 KYOTOGRAPHIE 両方を周ってみて感じたこと、しばらくもやもやしていたことがまだもやもやしているので書いてみようと思う。 まず、私の…

陰謀論ブーム到来

陰謀論ブーム到来? 何だか世の中では、陰謀論が大ブームのようだ。 色々な立場の人たちが、敵に見立てたグループの陰謀をまことしとやかに語っている。 対立する2つの議論があれば、片側を支持する人たちは互いに相手が密かに陰謀を企んでいるという考えを…

ある王国の物語

むか〜し、むかし、あるところに、長引く不況と 積み重なる王国の借金に苦しむ国がありました。 王宮では、経済運営を巡り、大臣達が二つの派閥に分かれて争っていました。 一つの派閥は、 「積み重なる王国の借金はもう限界です。 まずは借金の返済をしなけ…

ネトウヨとお花畑の不毛な議論?

不毛な議論が多いように見える 原発や集団的自衛権周りの話を見ていると、感情的な対立が先行し、議論が不毛に見える。 不毛なことを言うと感じる人たちの議論は、賛成反対を問わず、 未来の想定がかなり入った事例をあげて、大変なことになるぞという恐怖心…

若者はなぜ動かない?

なんで若者は、安倍政権がこんなに無茶苦茶してるのにデモを起こさないの? って話を時々聞くことがある。 私は三十路なのでもう若者ではないのかもしれないけど、まあそこは許してください。 で、私は、政権による憲法解釈というロジックは無茶苦茶だよな〜…

ユーロ圏に起こるかもしれない銀行のマイナス金利を考える

ニュースに気になる話題があったので連続でツイートした内容を少し整理して記事にする。 ユーロ圏の銀行、大半がマイナス金利に対応する準備整う | Reuters 引用ここから [ロンドン 30日 ロイター] - ユーロ圏の大半の銀行は、欧州中央銀行(ECB)が…

ライブハウスのノルマについて

ライブハウスのノルマ制度に対する批判があると聞いて少し調べてみたけど、私が調べた限りでは、ライブハウスは出演者に使用料を科し、集客に応じて出演報酬を支払っているようだ。この損益分岐点をノルマと呼んでいるらしい。 ノルマ以上に集客すれば稼げる…

価値観、常識、正しいということと多様性

今までとはかなり毛色の違う人と接する事になってもうすぐ3年。 価値観、常識、正しいということについて、 自分の持つ価値観の、今のコミュニティへの異質さを感じたので書いてみる。 個人的な話で言えば、「正しいということ、されること」、 あるいは「常…

低確率・高影響な事象のリスク

「日経ビジネス、詳細なデータなしで原発廃止を提言した報告書」 http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110926/222801/ を読んでいてふと思ったこと。予防措置等を考えるとき、リスクの評価の話は重要だ。リスク=あることが起きる確率×起きた時…

実務者と研究者

今の自分の立場を見るときっと実務者と研究者の中間にいるのではないかと思う。実務者からは頭でっかち、机上の空論になってないかと言われ研究者からは、実務も重要だけど、理論もきちんと抑えなさいと言われてしまうのは不徳のいたすところなのだけど、そ…

引越し

どうも、お久しぶりです。また、長いこと放置していたけど、久しぶりの日記。 気づけばもう半年も放置か。。。もしかしたら、初めて知る人もいるかも知れないけど、4月から就職して長野県の南の端の方にある飯田市という街に住んでいます。 中央アルプスと南…

才能

なんだか目が冴えて眠れないので、ちょっと思ってたことを文章にしてみる。最近、読んだ本で日本のスポーツ選手には4〜5月くらいの生まれが多くの、ヨーロッパでは10月辺りが多いというようなことを書いていた。何故か? 才能の問題と考えるには無理があるだ…

酒記

お酒を飲みながら、とても好きな佐藤可士和さんの本を読む。 ふと、人間、自分の嫌いなものの分析は余りしないという一節が目に留まる。 文脈は、嫌いな理由を分析して、それを好きになるためにはとつづく・・・。嫌いなもの。”者”が真っ先に浮かぶ。 きっと…

Justice

これからの「正義」の話をしよう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)作者: マイケルサンデル,鬼澤忍出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/11/25メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 204回この商品を含むブログ (64件) を見るマイケル・サンデル著、「これか…

只ほど・・・

ツイッターから。 RT @bunkatsushin 音楽業界の現状に対する現役アーティストの生の声。安藤裕子さんのブログhttp://bit.ly/9iUkrUたくさんのものが無料で手に入るようになり、とても便利になったと思う。便利なものだから使う。素朴にはとても正しいけど、…

地域政策と医療

ぜひ、読んでもらいたい記事。夕張市で起きた、心肺停止患者の受け入れ拒否。 それについての医療者側からの視点の記事。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3660 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3947出来ることをしなかった人を横目に、出来ない…

研究者と山師と芸術家

年末、ゼミの忘年会で先生が研究者と山師は似た部分があるという話をされていた。山師は、江戸時代の鉱脈を探す職業で、山の木の葉の色をみて、その地下にある鉱脈を探したという。 それが、意外にもけっこう当たったというのだ。 他人には分からないわずか…

中期目標

先日、地球温暖化防止のための温室効果ガス削減の中期目標が日本政府より提示されました。2020年に2005年比で15%削減。 (1990年比で8%減)京都議定書のフェーズ1が2008年〜2012年の間−6%と言っていたのに、そこからの積み上げは8年間でたったの2%。現在…

地球温暖化について

地球温暖化というのが政治的に作られた主張だという話を聞くことがあります。 科学的な知見が知りたい方は、一つまえに書いた「地球温暖化懐疑?」の記事で紹介している明日香先生の記事を読んでいただきたいのですが、私の専門である政治・経済的な情勢から…

地球温暖化懐疑?

最近、どうやら流行っているようですね。槌田先生やら武田先生の主張、あるいは"The Great Global Warming Swindle"(邦題:地球温暖化詐欺)というのを見て影響された人というのが多いのでしょうか。 そういう方は一度これを見ることをお勧めします。明日香…

暫定税率復活に思うこと

GWで少し時間に余裕もあるので今日は2つ更新。道路特定財源の暫定税率が復活し、ガソリンの価格が上がっているようですね。 この関連で思うことを少し。まず、最初に断っておくと、おいらは暫定税率の復活には“基本的には”賛成です。 理由は環境問題。CO2排…

捕鯨反対に思うこと

最近、よくニュースで捕鯨反対の運動がやっていますね。 これについて疑問に感じることを2つほど。鯨の現在の頭数などのデータについては、反対派と賛成派の主張に差があるようですし、専門家でもない私には分からないので、まぁ不明としておきます。その上…

雪崩れについて

おいらのバイトしている栂池高原のスキー場で前の土曜日、とても残念な事故がありました。 ニュースで見た人も多いかと思うけど、悪天のため、立ち入り禁止となっていた初心者向けの林道コースに入っていった、9名が雪崩に巻き込まれ2名が死亡しました。 …

崖崩れと地球温暖化

お昼休みにテレビを見ていたら、崖崩れの話題がやっていた。 崖の下に住んでいる人が、台風や大雨の度に不安で…などと言っていた。 ふと、気になったのはこの人は、自家用車の利用を減らすとか地球温暖化対策に積極的に取組んでいる人なのだろうかということ…

朝青龍?

昼の休憩にテレビをつけたら、朝青龍問題とやらを長々とやっていた。 狼7匹を狩りで仕留めたのが、けしからん? なんなんだろう、これって? 怪我して休養してる人間がリハビリ中に、何してようが好きにしたら良いんじゃないのかなって思うけど。 犯罪とか…

不都合な真実?

ちょっと酷いニュースです。 以下「asahi.com:米政権、温暖化研究に介入 環境保護局に記述削除要求」より引用。 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜 米政権、温暖化研究に介入 環境保護局に記述削除要求 2007年01月31…

自転車はどこを走る?〜続報〜

以前自転車はどこを走る?で書いた、道交法改正のお話。 街を歩いてて危ない運転の自転車にぶつけられそうになった経験は、誰しもあるのではないでしょうか。 自転車事故はこの10年で1.3倍に、中でも自転車対人の事故は4.6倍になっています。さらに…

自転車はどこを走る?

最近のニュースの話題から一つ。 少し長いです。でも、出来れば時間のあるときにでも読んでみてください。 自転車事故がこの10年で1.3倍に増加していること、中でも対歩行者の事故が4.6倍にも急増していることを受けた、警察庁の「自転車対策検討懇談会」の…