気まぐれ日記

更新は本当に気まぐれです。主にtwitterに書くには長いなと思ったネタを書きます。

才能

なんだか目が冴えて眠れないので、ちょっと思ってたことを文章にしてみる。

最近、読んだ本で日本のスポーツ選手には4〜5月くらいの生まれが多くの、ヨーロッパでは10月辺りが多いというようなことを書いていた。

何故か?
才能の問題と考えるには無理があるだろう。
これは競争相手と、スタートラインが違うからだ。
3月生まれとはほとんど1年分、体格等が違う。特に小さい頃にはこれは大きく、試合でレギュラーになりやすい。そして経験を沢山、積めるのだ。

さて、話は少し変わるが、徒競走の途中を目撃したとき、二人の走ってるスピードが明らかに違ったら、どう思うだろうか。きっと速い方が能力があると思うのではないだろうか。
しかし、実際はハンディで片方がスピードにのってスタートし、もう片方が止まった状態からスタートしているかも知れない。本当に速いのは一見遅いほうかもしれない。

これらの話は社会での競争の多くの場面にも当てはまるように思う。
社会での競争は普通、スタートラインを揃えたりしないし、そもそも出来ないことが多い。

だから、あなたの横にたまたまいる相手が、あなたより明らかに出来る様に見えるからと言って、才能が違うと考えるのは短絡というものだろう。

その相手とあなたでは生まれたタイミングも違えば、今までやってきたことも全然違う。
スタートラインを揃えていないのだから、その競争では能力などそもそも計れはしないのだ。

ならば、どうするのか。
きっと負けてると感じても、自分が勝負したいと感じるなら、おもいっきり走ると良いのだろう。
そうすれば、自分の持つ関心は、たいていはどこかで繋がってるから、いづれ似たようなとこで勝負するときが来る可能性は高いだろう。
その時には、今度は自分がスピードにのってスタート出来ることになるはずである。

今、負けていることを自分に才能がないと捉えるなかれ。
あなたが勝負したい分野なら、ただ積み重ねるのみであろう。

そうやって、私は自分を励ましているよって、話でした。

随分、青臭い話だけど、きっといつの間にか見えなくなってる人もいるんじゃないかな、なんて。