気まぐれ日記

更新は本当に気まぐれです。主にtwitterに書くには長いなと思ったネタを書きます。

不都合な真実?


ちょっと酷いニュースです。


以下「asahi.com:米政権、温暖化研究に介入 環境保護局に記述削除要求」より引用。

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米政権、温暖化研究に介入 環境保護局に記述削除要求

2007年01月31日09時14分


 米下院監視・政府改革委員会のワックスマン委員長は30日に開いた公聴会で、ホワイトハウスが環境保護局(EPA)の研究に介入し、地球温暖化に関する記述を削除させていたとする調査結果を発表した。


 それによると、EPAが2003年7月に発表した「環境報告書」に関して、事前に草稿をチェックしたホワイトハウスは温暖化が人間の健康に与える影響など複数のくだりを削除するよう要求した。EPAは部内で対応を検討、同報告書から温暖化に関する部分をすべて削除した。


 同委員会は昨年からこの問題について調査していたが、委員長は「ホワイトハウスは非協力的だが、今後も調査は継続する」と述べた。(時事)


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引用終わり。


これがブッシュ政権のやり方でしょうか。。。

石油や軍需産業を支持基盤とする彼らには不都合な真実だったのでしょうか。。。

不都合な真実」を描いたゴア候補が最多得票を得ながら敗れた前々回の選挙。

あの時の結果が違っていたらと思わずにはいられません。。。


更に別のニュース。


以下「ITmedia News:地球温暖化問題、北米の12%が「聞いたことがない」と回答」より、引用。

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地球温暖化問題、北米の12%が「聞いたことがない」と回答

市場調査会社のACNielsenの調査報告で、国や地域によって地球温暖化に関する認識が大きく異なることが明らかになった。

2007年01月31日 08時11分 更新


 世界の約9割の人々が地球温暖化問題を認識しているものの、「非常に深刻な問題」ととらえている人は57%にすぎない――市場調査会社の ACNielsenは1月29日、地球温暖化に関する消費者意識調査の結果を発表した。調査は、欧州、アジア太平洋、北米、中東などのインターネット利用者2万5408人を対象に行われた。


 温暖化に関する認識は地域により大きく異なり、温暖化による被害を直接受けた地域でより高くなっているとACNielsenは指摘する。例えば、温暖化についての認識が最も高いのはチェコの消費者で、99%が「認識している」と回答。以下、中国、ポルトガル、ロシア、タイと続く。チェコの首都プラハでは、2002年8月に鉄砲水に襲われ、4万人が被害に遭っている。


 また、翌2003年には欧州を猛暑が襲い、フランスをはじめ欧州全体で約3万5000人の死者が出たとされているが、フランスはブラジルと並んで「温暖化は非常に深刻な問題」とする回答が調査対象国の中で最も多く、8割に上っている。ブラジルなど中南米は、今後20年間で最も温暖化の被害を受けると予想されている地域で、全体的に温暖化への認識や、問題を深刻ととらえる人が多いという。


 一方、二酸化炭素排出量が最も多い北米では、温暖化を「非常に深刻」ととらえる人が43%にとどまる上、12%が「地球温暖化について読んだり、聞いたりしたことがない」と回答している。温暖化の原因についての認識でも同様の傾向が見られ、調査対象全体の50%が温暖化を「人類の行動による」と回答し、この比率は特に中南米で62%と高くなっている一方、北米では32%にすぎない。また、温暖化の原因を「気候の自然な変化による」とする回答は北米で最も高く、12%なっている。


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引用終わり。


ITメディアのニュースは北米なのでカナダやメキシコも含んでいると思われますが、これが最大の排出国であるアメリカの現状なのでしょうか。。。


たくさんの気候変動による異常気象や災害が起こっているのに、温暖化を認識していない人はどれだけ自然から離れた生活をしているのでしょうか。。。


何かおかしいと感じてもそれが温暖化による気候変動であるということをしらないだけなのでしょうか。。。


もう一つ。


「asahi.com: 氷河ピンチ、25年で10メートルも薄く 温暖化影響か」より、以下引用。

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氷河ピンチ、25年で10メートルも薄く 温暖化影響か


2007年01月30日


 地球温暖化とみられる影響で世界の氷河の厚さが05年、平均66センチ(氷換算値)減ったことが、世界氷河モニタリングサービス(WGMS、本部・チューリヒ)が30日公表した報告書で明らかになった。80年からの25年間の厚さの減少は10メートル余りに達しているという。


 WGMSは各国の研究機関や国連環境計画(UNEP)と連携して世界80カ所の氷河を観測している。うち、80年からの継続的なデータが整っている30カ所の速報データを分析した。


 00〜05年の氷河の厚さの年平均減少値も66センチ。これは80年代の3倍、90年代の1.6倍で、氷河のやせ方は加速している。スタイナー・UNEP事務局長は「各国政府は温室効果ガスの排出を減らすために今すぐに行動しなければならない」と訴える。


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引用終わり。


不都合な真実は隠される事も多いでしょう。

でも、あなたが知らなくても地球温暖化は確実に進んでいきます。


そんな中、私達先進国の人間の生活は、温暖化に対して与える影響が途上国より大きい事でしょう。

それならば、責任も途上国より多くて然るべきではないでしょうか。


このまま、使い捨て、大量消費の生活を続ければ、そのつけは地球上のどこかに環境へのダメージとして現われ、気候変動等を通じて自分達にも帰ってきます。


生活を見直したからってそう不便になるわけではないです。

出来ることは、簡単なことでたくさんあります。


エコバックは使ってみれば、レジ袋より便利です。


買い物をするときに少しだけ環境についても考えてください。


似たような商品で包装の量が違うものはけっこうあります。

無駄にゴミを多く買う必要はないでしょう。


迷ったなら、近くで獲れた野菜、魚を優先しても良いでしょう。


環境に良い商品は高くて、使い捨てのものは安い?

値段は一見するとそうなってますが、単位量当たりの値段や、ランニングコストも含めて比べると案外そんなことはないです。

むしろ、環境に良い製品の方が安いことも多いです。


環境に熱心な店を一度、覗いて見てください。

全部をそこで買うなんてしなくて良いんです。

きっと、あなたの気に入るものもあると思います。

それだけ、そこで買うようにすれば。


車を使うななんて言いません。

でも、近所なら、歩くか自転車を使ったほうが健康にも良いです。


この機会に、自分の生活を見直してみてはいかがでしょうか。

消費者の7%が買い物の仕方を変えると、お店の品揃えは合わせて変化するそうです。