言葉と行動

言葉と行動を合わせる。
それがとても難しい。
自分はすぐにヤケを起こす。
それはきっと、心の底で自分を大切に思っていないから。

だから、きっと他人を大切には出来ていない。
よく言われる話だけど、私にはよく当てはまってる気がする。

ある人が一人になることで癒されると言っていた。
もちろん、初めて聞く言葉ではなかったけど、今まで私の胸に響く言葉ではなかった。
一人は僕にとっては独りだったから。

根なし草な私は、根を張れる場所を捜していつも一生懸命だった。
変なことに必死な人間を周りが受け止めてくれるのかは、サイコロを振ってるみたいだった。

五山の送り火の翌日、ふと、思い出して、屋上に一人になってみた。
確かに自分をリセットできた。
そして、癒された。
同時に、やはり思い出したくないことを思い出した。

気が沈む。

そのまま、沈んでいたら、楽しみにしていた用事まで忘れた。
なんでだろう。とても楽しみにしていたのに。

京都に来て半年、自分の話をほとんどしたことがなかったことに気づく。
信頼してる友達にしか言ったことがない話だから、当たり前かもしれない。
何だか自分は一生懸命虚勢を張っていたから。
今、考えると、友人達がどんどんと幸せを築いていくのを祝福しながら、どこかでとても焦っていたんだろう。
祝福した気持ちに嘘はない。
でも、どこかで。
自分が小さい時から欲しがったものを築いていく友人達。
これで何かができなきゃ駄目だなって気になってた。

でも虚勢に見合うほどのものは持っていない。
だから破綻する。

もちろん、こんな私にも友人はたくさんいてくれている。
とても優しい。
とても有り難い。

それでも不安になってしまう。

だから、少し吐き出させて下さい。
立て直さなきゃ。