9/4 雲ノ平PW四日目(雲ノ平〜鷲羽岳〜双六)
縦走四日目は稜線歩き。
北アルプスらしい景色の中を気持ちよく歩いたので写真を中心に行きます。
朝、まずは祖父岳に登る。
この山は周りを百名山に囲まれている。
ここまで来ると黒部五郎の大きなカールが見える。
昔はさぞ大きな氷河があったんだろうなぁ。
南には三俣蓮華と笠が岳
来た方向を振り返れば薬師岳
しばらく写真を撮って、急降を降ると岩苔乗越。
黒部川の一番の源流部。ここの雪渓の下から流れ出る雫がダムを越え富山湾へと続く川の最初の一滴となる。
ここからワリモ岳へは急登が続く。
チングルマが朝露に濡れて光の花が咲く。
稜線歩き。日が上がってくれば、下には綺麗な影が出る。
稜線上を進み鷲羽岳まで来て振り返れば北には後立山の山々が見える。
現役の連中は数日前にこの稜線をはるばる歩いてきたんだなぁ。
雲ノ平は上から見ても抹茶プリンだった。
鷲羽岳にはカルデラ湖の鷲場池がある。
下まで降りていくと逆さ槍が見えるんだけど、途中まで降りたら下からも道が来てるように見えたので引き返してそちらに回ろうとしたら、そんな道は全然無かった。失敗。。。今度行ったら見てみよう。
10時半ごろ三俣山荘にて昼食。
同行のジョンの誕生日だったのでお祝いをする。
天気にも恵まれて記憶に残る、良い誕生日になったんじゃないかな、おめでとう。
のんびりと昼食を食べて三俣蓮華岳へ。
途中、振り返ると鷲羽岳が名前の由来となった羽を広げた姿をみせる。
やっぱり稜線歩きは気持ちよい。
去年は三俣蓮華に登った後は双六まで一番下の巻き道を行ったけど、今年は天気も良いし稜線上から中道を行ってみる。
ついでなので中道の分岐から、荷物を置いて双六岳へ行ってみる。
ピークから双六小屋への稜線上に岩が散らばってる感じがとても良い。
何となくラピュタを思い出す。
分岐へ戻り中道を行く。この道は去年通った下の巻き道よりもかなり楽だった。
下の巻き道は結構アップダウンしてしんどい上に景色が良くないので、天候の悪いとき以外は中道を巻き道として使う方が良い気がする。
16時ごろ双六小屋の隣のキャンプ場に着きこの日は終了。
稜線歩きの気持ち良さを久々に味わった良い日だった。