9/2 雲ノ平PW二日目(薬師峠〜雲ノ平)
えぇ!?達彦さん!?(+_+)!!
という訳で、旅行中に溜め撮りしてた純情きらりに夢中なtomonariです。
まぁ、そんな話は置いといて。
縦走の二日目は薬師峠から雲ノ平です。
スタート地点の標高が2300m辺りで、ゴールが2600m辺りなのに途中で1900m辺りまで降りるコースです。
一度通った人ならきっと、
逆さまにした独立峰かよっ!!橋架けろよっ!!
などと叫びたくなるコースです。
まぁ、そんな一日は朝四時起床の六時出発とか言う手馴れた四回生ばかりなのになぜ!?というペースでスタートする訳です。
朝から晴れて薬師岳に虹がかかれば、今日こそ晴れた雲ノ平だと意味不明にテンションは上がります。
なんだろう、この集団・・・?
そんなハイテンションで出発し、30分程で太郎平小屋へ。
今日行く道を眺めます。
画面中央の沢沿いを歩いて、奥の真ん中ちょい右にある抹茶プリンによじ登るわけです。
去年も行った二人は若干やけくそのハイテンションになっていたけれど、去年行ってないもう一人はまだ距離の遠さに事態を理解していない様子。
まぁ、そんなこんなで薬師沢まで少し道の悪い急降を降る事、一時間。
標高は2100辺りまで一気に下ります。
沢に下りてからは沢沿いの歩きやすい登山道や木道を行きます。
ちょっと尾瀬っぽいところなんかもあり、花の季節は中々に良さそう。
そんな道を歩いていけば近づく程に大きくなる抹茶プリン!!
そろそろ、最後の一人も事態を理解し始め、あのプリンを食べたら標高が低くなるかなぁ、なんて妄想が始まるわけです(笑)
まぁ、そんなこんなで例によってサクサク歩いて20〜30分おしゃべり休憩な一行も九時ごろには薬師沢に着きました。
ここは橋の手前に中々良い感じの休憩スペースがあったのですが、今年はスリル溢れる一本橋を何やら工事中。
休憩スペースも工事の荷物がどっさりだったので、天気の良い河原で早めのランチタイム。
九時昼食と言うの下界とは数時間ずれる山の上でも、かなり早いんだけど、これから先は雲ノ平のド急登。アホかと言う角度を文字通り直登するのでめちゃめちゃしんどいし、休憩できるところも少ない。知らずに登った去年は腹ペコ、バテバテの末、登りきってから遅めの昼食となった反省から、今年はゆっくり食べて休んでから登ります。
食べ終わったのは九時半〜十時くらいかな。
くらいと言うのは、ここに書いてる時間はデジカメの撮影時間から大体で出してるんだけど、写真が九時二十分の食事中の一枚を最後に、十二時半の雲ノ平の庭園のでの一枚まで飛んでるんです。
察して下さい。。。
地図によると水平距離が800m程で標高は400m程アップ!!
あはははは、100m走の距離で50m走の高さが登れちゃうよ!!(笑)
こいつを直登、真っ直ぐに登ると書いた通りの直登。。。
しかも足下には、じめじめつるつるな感じの愛らしい岩たち♪
そりゃあ、火サスのテーマ曲が流行ったり、その音にあわせて「む〜り〜↑♪」とか言い出したりし始める訳ですよ。
写真撮る余裕なんてあるか、ボケェ!!(`〜´)
只、無心に登るのみです。
こんなところを2年連続で行く奴はきっとドMです。。。orz
そんな急登も12時過ぎ頃登りきってしまえば、現われるのは雲の上の楽園!!
去年は一瞬たりとも見えなかった黒部五郎さんにもようやくのお目見え。
天然の岩石と高山植物にハイマツの織り成す日本庭園の向こうには贅沢な百名山の借景です。
振り返れば、太郎平まで真っ直ぐつながるような道。
これが本当につながっていればねぇ。。。
祖母岳と三俣蓮華の間には槍も見えます。
いつ見てもカッコいいなぁ。
奥日本庭園にはどっしりとした薬師岳の借景。
逆を見れば遠くに今回の最終目的地、笠ヶ岳。
富士山型の綺麗な山型です。
祖母岳を登りアルプス庭園へと行けば、雲ノ平山荘と雄大な水晶岳が見えます。
あの山もいつかは登りたい!!
去年はガスガス真っ白で祖母岳しか見えなかった風景。
それが、今年は晴れたおかげで360度の借景を利用した文字通り雲の上の楽園に!!
いや〜、本当に来て良かった!!
各庭園でのんびり過ごし、テン場に付けばいつの間にやら15時前。
薬師沢からの急登の余りのしんどさと、その後の景色のあまりの美しさに、一行のテンションは完全に崩壊。
なぜか流行り始めた、萌え〜!!や火サスのテーマ曲調の奇妙な喋り方と共に、テン場での日は暮れていきます(近所迷惑ですね。すいません(ーー;))
まぁ、これで終われば中々によい日なんだけどね。こんな日に限って外は柔らか中はカチカチなお米が炊き上がり、メンバーを苦しめてたりする訳です・・・(ToT)