9/1 雲ノ平PW初日(折立〜薬師峠)
旅の話。まずは山の話から。
今回の登山は部活の同期3名で行く折立〜雲ノ平〜高天原温泉〜笠ヶ岳の五泊六日の旅。
全員もう引退したOB・OGであり現役時代とは一味違ったのんびりした旅です。
前日は、特急券を買わせようと、乗り換えのたびに1時間待ちという、JRの陰謀に若干イラつきながらも何とか富山駅に到着。独占業者なJRには売り上げよりも乗客数を増やすようなインセンティブを持たすべきだと思うのは貧乏旅行なおいらぐらいでしょうか。。。(T.T)
まぁ、話は逸れたけど、何とか他の二人と合流して夕飯を食べてその日はステビバ(駅前野宿)。いつもながらステビバは苦手なので睡眠不足のまま、電車とバスを乗り継ぎ富山県南部、有峰湖の近くの折立から入山です。
同行の二人は先に剱岳と木曽駒ヶ岳に登ってきているので旅も半ば、ハイテンションなところに、一人実家で、もそ〜っと生活してきたところからの合流で、テンションの違いに若干戸惑いながらも9時半頃、出発写真を撮りスタート。
おいらは向かって一番左側です。
ん、頭に何かついてる?
気にしないで下さい。テンションの高い二人からニコッと笑顔で渡された今回のパーティーグッズ(うちの部は毎回共通の小物をつけて登る)です。
渡された瞬間は一瞬凍ったけど、出発の頃には案外ノリノリの笑顔だったなんてことは無いです、きっと(^^)
この道は去年も登った道であり、記憶通り初日にしては楽な感じで、11時過ぎには急登もある程度落ち着く三角点へ。
天気も縦走初日の長時間の登りには、中々と有り難いガスり気味の曇りで涼しい中、おしゃべりやゲームをしながらの楽しいスタートです。
小一時間程、昼食を食べて休むと、三角点を出発。
後は登りも急なところは少なく、緩やかな道を行く。
緩やかながらも距離が結構あるので、荷物の重かった去年はかなりしんどかった覚えがあったけれど、今年はしんどさもそこそこのままに15時前には太郎平へ到着。
ピークに近づくに連れてガスが晴れてくるという計ったような幸運にも恵まれ中々良い感じです。
のんびり太郎平から黒部川の源流部や明日の雲ノ平の急登を眺めます。
この写真では雲の隠れて分かり難いけど、雲ノ平、形は完全に抹茶プリンです。
そのふちをよいしょ、よいしょとよじ登ります。
去年はバテバテだったド急登。苦労して登ってもガスガスだった雲ノ平の、晴れた日の姿が見たい。そんなおいらの願いは、天気予報によるれば叶いそうな気配です。
薬師峠に移動して相変わらず美味しいテン場の水を味わい、山岳グルメのチキンカレーを食べて8時には就寝。
そういえば、夕飯時、同行の二人は鷹の爪を一口で食べるという暴挙に出て、火を噴いてました。
はい、1人、2本ね♪などと普通に取り分けてたのを、
おいおい、普通に喰える人達なのか!?風邪気味で喉を痛めてるおいらには絶対無理だぞ…。などと、ちょっと焦りながら見てましたが、単に辛さを知らなかっただけみたいです。
鷹の爪を丸々一口でいったら、そりゃあ辛いよね。忠告してあげれば良かったかな(^_^;)
それにしても、今回は案外疲れてたのか、寝不足だったのか。初日にしては寝つきがよく9時過ぎにはおいらも眠れました。
最初の数日はいつも寝不足による体調不良といつも戦っているおいらとしては、かなり上々なスタートです。
ちなみに山行の時間が結構かかっているのは、のんびり山行だったのでピッチ(休憩)1回あたり20〜30分くらい(通常は10分くらい)おしゃべりしてるせいです。
サクサク登ってのんびりおしゃべり、と言うのが今回のメンバーのペースの様です。