気まぐれ日記

更新は本当に気まぐれです。主にtwitterに書くには長いなと思ったネタを書きます。

アルプス交響曲


曲目は前半はワーグナーのニュンベルクのマイスタージンガー第一幕への前奏曲とベートーベン交響曲第一番で後半はR.シュトラウスアルプス交響曲


このアルプス交響曲が登山を表現していると聞き、俄然興味をそそられて、楽しみにしていたのだけど、聴いててとても面白かった。

この曲は22の部分から成っていて、それぞれに日の出とか、登り坂、あるいは牧場にてとか危険な瞬間、次第に日が暮れる、雷雨と嵐、下山などと表題が付いているのだけど、こいつを表題を見ながら聴くと、それぞれの表題に登山をしているおいらには浮かぶ光景があって、それを思い浮かべながら聴くのがとても面白かった。


なんていうか、映画のBGM見たいな感じで、これはあってるなぁとか、いやぁ、こいつはもっとしんどい感じだよ〜とか、そうそう、こんな感じの圧迫感があってさぁなどと、一つ一つの楽章がとても楽しめてよかった。

自分の感覚と曲がマッチしているときなんかは、おぉ!!この感覚は曲にするとこうなるんだ〜などと一人で妙なところに感心してしまった。


他にもこの曲は牧場にてではカウベルの音が聞こえてきたり、嵐の場面ではウインドマシーンという布の摩擦音を出す楽器が出てきたり、サンダーマシーンというどう見ても効果音用の大道具に分類すべきような鉄板があったりでちょっと聴きながら笑ってしまった。しかも、サンダーマシーンにいたっては鉄板を揺すってるのは見えたけど、集中して聞いても音が聞こえないし(笑)


なんというか、普通に曲を聴いてきた以外にも、表現方法を見るアート的な楽しさもあり、エンターテイメントもありでかなり大満足でした。

いや〜、ほんとに面白かった〜(^o^)