祭りのあと・・・
学園祭も終わって火曜日は片付け。
学祭の喧騒の余韻を残しつつ、駐車場一杯に張ってあった出店のテントもどんどん撤去されていきます。
昼ごろには大体どこも撤去が終わり祭りの後のどこか寂しい光景。
そんななかで目を引くのはもう一つの祭りの痕。
三日間ででたゴミが文字通り山のような状態。
中でも一際大きな山はプラスチック類。
使い捨ての容器が一杯につまった袋は大きな山に。
でも、うちのサークルも使い捨ての紙コップを使っていたので人のことは言えないのです。
それというのも去年、洗って再利用できる容器を使ったのですが、容器は使った店に戻しそのお店で再び洗って使うシステムとなっていたのですが、そのシステムもお客さんに認知されていない為、お店にお返しくださいと説明しても持っていってしまうお客さんが多発。特に忙しい時間帯は誰が容器を返してくれたかなんてわからない。そんなこんなで終わってみれば、容器はかなりの数がなくなってしまっていて、その分はうちのサークルで学祭本部に弁償する事に。
ただでさえ、再利用の容器は洗う手間があるのに、これでは・・・と、サークルのメンバーもすっかり懲りて今年は使い捨ての紙コップを使うことに。
おそらく他のサークルも似たような事を経験して、この使い捨て容器の山が出来ているのではないでしょうか。
再利用の容器はせっかく共通にしてるのだから、回収拠点を作って、そこから自分達のサークルが使う分を洗うようなシステムにすればもっと良いのに。
更に言うなら、使い捨て容器自体を使用禁止にするとか、持ち帰りの人に限定するため、1店舗の使用量の制限をすればこのゴミの山は減らせるんじゃないのかなぁ。
前にどっかの大学が学祭での使い捨て容器の使用を禁止にしたと聞いたけど、その後はどうなってるのかなぁ。うまくいっているならうちの大学にもやって欲しいなぁと思いました。
もう一つ目に付いたのはダンボールの山。店舗には防犯のため、人が寝泊りしなければならないので、各店舗が防寒のために使用したダンボール。
板の壁を使うサークルもあるけど、部室を持ってないサークルはそんなこと出来ないだろうし・・・。
テントの防寒と併せて、毎年なかなか悩ましい問題です。
祭りの痕。これもまた祭りの一面です。
山に登るときみたいに、残すのは足跡と思い出だけとはなかなか行かないようです。