十五夜

今日は十五夜。中秋の名月。

昔、お月見について少し調べたことがあるので少しトリビアを。

十五夜はそもそも中国の風習。この時期、中国大陸では大気が安定して、空気中の塵が減る事で月が美しく見えたために生まれた風習だとか。

それが日本に入ってきたのだが、この時期の日本の天気はみんなも経験もあるだろうけど、曇りや雨の日が多く十五夜の月は見れない事が多い。

そこで日本で生まれたのが十三夜の月見。

但しこれは十五夜の直前の十三夜ではなく、翌月（太陰暦で）の十三夜。この時期になると、日本でも大気が安定して月が美しく見える。

サトイモの時期の十五夜、芋名月に対して、こちらは栗名月と呼ばれる日本独自の風習。

昔は片方だけ月見をする事を片見月といい嫌ったとか。

今では寂れたのは十三夜だけど、日本で月を見るなら、十五夜より十三夜が綺麗かなと思います。

ホントかどうかは来月の十三夜の月を眺めて確認してみてください。

たまには夜空をゆっくり見るというのは中々良いものですよ。