８／８ プレ初日（上高地〜涸沢）

４時起床。４時４５分発の電車にのり新島々でバスに乗り換えて６時半に上高地へ。

準備等をして７時ごろに出発する。

いよいよ夏合宿もフルメンバーで本格的にスタートである。

今回のメンバーは３回生のおいら♂とI上さん♀に１回生のY口君♂F澤君♂というメンバー。もう一人来る予定だった１回生のF崎君が無念のリタイアとなったため正直メンバー的に少し苦しくなったが、その分はおいらの体力でなんとかカバーせねばという訳でテント等ちょ〜〜〜〜〜っと重い荷物を背負い出発。正直、出発前がレポート地獄で身体を動かせなかったので、体力には少し自身のあるおいらも少し不安であるが、デポ上げもいけたししばらくは問題ないだろう。まぁ最初は他の子は軽くしておいて、体が慣れてきたらもうちょっと１回生のメンズにも持ってもらおう。

そんなことを密かに思いつつ、出発写真をとり出発。

河童橋では朝もやの気持ちよい景色が出迎えてくれた。

明神岳だらうか。ガスがかかりながらも時々顔を見せてくれる。歓迎してくれているようだ。

清流や泉を見ながら明神、徳沢と小屋ごとに一休みしながら横尾まで行き昼飯にする。ひたすら平で長いロードである。重い荷物の身には少ししんどいが、高山植物が綺麗な花を咲かせているのが安らぎである。

途中小屋で売っている手拭いなどを見て物欲に駆られるがここは我慢。荷物になるので帰りに買おう。

昼飯を食べ、横尾大橋を渡ると、左側に屏風岩が見えてくる。



天空へそびえる物凄く巨大な岩であり、下から見ればなかなかの迫力である。

やっと登山道らしくなってきた道を２時間程行くとやっと本谷橋に着いた。今日は横尾までのロードが長かったせいかかなり長く感じる。もっとも、荷物が軽ければもっと早く着くのだろうけど。。。

本谷橋を渡るころになると、北穂の小屋が見える。あそこに行くのかと見送りながら、涸沢へと左の急斜面を登っていく。これが一つ目のF澤君などはかなりしんどそうである。振り返ればもうすっかり山の中である。

１３時を過ぎ涸沢まであと少しというところまで来た頃、涸沢小屋の診療班に参加していた高校時代の友人Y介に会う。今日降りるとは聞いていたけどこんな時間まで会わなかったので、どこかの小屋辺りですれ違ってしまったかと思っていたのでかなりテンションが上がる。こんな時間からバスに間に合うように降りると言うのだから、荷物が軽いとはいえなかなかの健脚である。今度１度一緒に登りに行きたいものだ。

テンションの上がったおいらは一気に涸沢へ・・・と思ったがパーメンが着いてこなかった・・・。いかん、テンションでペースを上げてもそりゃしんどい１回生はついて来ないよな。反省、反省。

改めて、ペースを落としてのんびりと登る。しばらく行くと前方にステップの切ってある雪渓が見え、それを渡ると鯉のぼりが見え、小屋に到着。テン場は目の前である。一休みをして、テントを張る。広くて色とりどりのテントが気持ちの良いテン場だ。

夜はF澤君の１押しレシピの牛丼を食べる。玉ねぎとペミ（たっぷりのラードと塩コショウで肉を炒め、日持ちを良くする方法。ラード固めのような感じになるので、あっさりしたメニューには向かない、というか作れない・・）した肉に市販のたれを混ぜただけだがとても美味しく、ラードがしつこくも無い。癒される味だ。

夜は久々のテントの為か、下が少しでこぼこして痛かった為か少し眠りが浅かった。ステビバが嫌いなおいらは待ちに待ったテント生活だがやっぱり最初は寝れないなぁ。１回生も少し疲れているようだが、明日からはここをベースキャンプとしてサブザックで行動できる。徐々に身体がなれるだろう。

参考時間

７：００上高地　８：００明神　９：１５徳沢　１０：２０横尾　１２：１０本谷橋　１４：１５涸沢ヒュッテテントサイト