結婚式に行ったときのこと
半月程まえのこと、岡山でワンゲルの先輩同士の結婚式に行って来ました。
会場に着き、受付を済ますとそこには懐かしい顔がたくさん。
世間話をしているとすぐに式の時間となり、教会へ。
教会と言っても人前式なので、中央に台が一つとそれを囲むように半円に椅子の並んだ簡素な造り。
参列者がみんな中に入ると、新郎の入場。
いささか緊張の見える照れ笑いを浮かべながら、幸せそうな表情で入ってくる新郎。
続いて新婦の入場。
ワンゲル時代、私がとてもお世話になった姉御って感じ(といっても実は年下だけど)の新婦。
午前中の柔らかい光をバックに入ってきた時は、正直、予想以上の美しさに目を奪われました。
ウエディングドレスって実は中々、似合う人が居ない気がしていたけど、この新婦は本当に綺麗でした。
新郎と同様に少し、照れが入りながらも幸せが滲み出ている表情をみて、結婚ってのも良いもんだなぁなんてちょっと思ってみたり。
式は進み、両親に向けて読むメッセージ。
新婦は少し泣きながら、いつでも私の味方だった最高の両親でしたと言っていたのを聞き、少しもらい泣きしそうでした。
式が終わると、同じ建物の中の、披露宴会場へ。
行ってみると、会場は高砂席のない造りで、中央に20人程が座れる大きな円卓が。
新婦とワンゲルの面々がその円卓を囲み、アットホームな雰囲気で披露宴は進みます。
新郎新婦の両親、兄弟が次々とビールを持って現われ、体育会系な私達はコップに注いでもらうときには中身を空けてからという、姉御からの教えに沿い、気がついたときにはほろ酔い気分。
新郎新婦の人柄なのか、みんなが明るく、楽しみながら祝福している感じが漂っているとても良い式でした。
明るく陽気な式が終われば、夕方までの一時休憩を挟んで、2次会へ。
その休憩の間、着替えを済ませた私達は、2次会のスタンツ(出し物)へ向けて作戦会議。
何を隠そう、私を含む同期達、このスタンツで滑り続けて4年間。
気がつけばOB・OGになってしまったという恐ろしい学年です。
2次会では当然やるんでしょ、という新婦からのお言葉(指令!?)を受けてからは戦々恐々としていた訳です。
今回こそは滑らないようにしよう!!という後ろ向きな結束を持った我々は、今までで一番受けた(マシだった??)ネタを基にやろう、というこれまた後ろ向きな出発点から、熟考を重ね、結果、見事に滑った訳です。
まぁ、良いんです。我々の同期はどちらかというと弄られてなんぼの天然素材の類ばかりなので、作り込んだネタをさせようと言う方が間違ってるんです、きっと。
まあ、そんな話は置いといて、2次会も、ちょっとしたレクリエーションを交えながら楽しく進み、3次会で風邪気味だった私は無念の帰宅となりました。
最後の一人まで一緒に飲みに行くと言っていた新郎新婦は何次会まで行ったのでしょうか。
なんだか、新郎新婦の人柄が出た、幸せ一杯の結婚式でした。
おいらも良い人、探して結婚したいなぁなんて、布団の中で思った一日でした。