気まぐれ日記

更新は本当に気まぐれです。主にtwitterに書くには長いなと思ったネタを書きます。

午後の紅茶


高校の時の友人、ともと一緒に、千葉そごう10階のレストラン、シェ松尾にて英国式のアフターヌーンティーという奴を初体験してきました。

アフターヌーンティーという存在自体を全く知らなかったおいらのような人の為に、軽く説明すると、アフターヌーンティーというのは英国式の社交場を兼ねた喫茶文化で、紅茶とともに下の写真のようなやつを食べるんだそうです。



写真は下の段からハムとスモークサーモンのサンドイッチとピクルス、真ん中に移ってクッキーやチョコの焼き菓子、とケーキ(2種以上らしい)、そして上の段がスコーンにジャムという構成。

正式にはピクルスでなくコールドミートでサンドイッチはキュウリでスコーンにはクロッテッドクリームという超濃厚なクリームを使うらしい。


紅茶とのセットで二千円くらいだったので、セットと紅茶をもう一つ頼み、二人でシェアしてきましたが、分量的にはそれでもちょうど良いくらいの感じ。


実際にはマナーとかもあるのでしょうが、まあそのへんは気にしない事にして(笑)


下の段から食べるとのことなので、まず最初はサンドイッチから。

なんと言うか、26年生きたけど、こいつをサンドイッチと言うとは知らなんだ。

小さな立方体のパンの上にハムやスモークサーモンとマリネみたいな感じの味付けの野菜が乗っている。見た目は小さなお菓子みたい。

サンドイッチというと薄いパンで挟む奴とか、ホットドック系のやつしか知らなかったおいらには、いきなりのカルチャーショックです。

本場で食べた事のあるともが言うには、伝統的なとこはキュウリのサンドイッチを出すとか。なんでも野菜の取れない英国にとってはきゅうりはごちそうだったためらしい。

おいらには生ハムとかスモークサーモンの方がありがたい気もするけど、そのうち本場のものっていうのも食べてみたいもんです。


ナイフとフォークが出ていたので、ここはひとつ上品にと、一口サイズにカットして口に運ぼうと思ったら見事に失敗。生ハムが切れずにパンがぺしゃんこに。。。orz

慣れない事はするもんじゃないね。これなら大人しくフォークでサクッとやって大口あけていけば良かったです。(マナー的にどうなのかは知らんけど)

初っ端から異文化に悪戦苦闘です。


味の方はハムの塩気とマリネの酸味で疲れた体に美味しそうな感じ。とてもグットでした。

最初の一皿はピクルスもふくめて少し塩気が強めなのが、紅茶といえば甘いものしかイメージのないおいらにはちょっと驚きでした。

ケーキバイキングのポテトみたいなものなのかな。


二皿目は焼き菓子とケーキ。

この辺りは紅茶のお供としておなじみなイメージ。

味もそれぞれ中々に美味しくて、一つ一つが小さくて種類が楽しめるのも好い感じ。


三皿目はスコーン。

とも曰く、ジャムなんて邪道とか。

ふ〜ん、などと思いつつもスコーンに手を・・・うん、食べ方がわからん。。。


ともに助けをもとめると、こうやって横にしてナイフで上下に半分に、って言いながらスコーンを粉に・・・。

なるほど、ナイフはしっかり引いて切れという事か!!(笑)

などと自分のを切ろうとすると、ナイフにはべったりのサンドイッチの油。。。

異文化の罠だ。。。orz


なんてお馬鹿なショートコントは置いといて。

スコーンというのは初めて食べたけど美味しいね。紅茶とスコーンはありだなあ。


英国式の午後の紅茶

初めての体験、だったけどなかなかに美味しくてよかったです。

それにしても一人分を二人で食っても十分な分量って、こんなもんをおやつに食っても、イギリス人ってのは夕飯を普通に食えるのかなあ。ちょっと疑問だ。