気まぐれ日記

更新は本当に気まぐれです。主にtwitterに書くには長いなと思ったネタを書きます。

少女漫画


昨日は友人達が共同で住んでいる亀戸の某家にお邪魔してきました。

高校の友達4人が住んでるんだけど、残念ながら一人は遠出中。

他の3人と軽くお酒を飲んでおしゃべりしてきた後、社会人は眠ったので学生同士でダーツバーに行ったりして中々に楽しい日でした。


さて、今日の話は夜の話題にもあがってちょっと面白かった少女漫画について。


最近、おいらはNANA、パラキス、ご近所物語、ハチクロ、ラブコンなどと少女漫画を色々と読んでみたのだけど、その際に感じたのが少年、或は青年漫画との恋愛の扱い方違い。


まあ、ちょっと大雑把に書くと、おいらの少女漫画のイメージは恋愛の際の感情の動きがメインで、自分は相手が好きなのかという葛藤があり、好きだとなった後にはそれを伝えるか否かとか、好きだけど付き合うのかみたいな葛藤がくる感じ。描き方は恋心の心理描写が中心で、とても細やかに、主人公の気持ちが、上下動していく様子を描くイメージ。


それに対して男に向けて書かれた漫画では多くな場合、恋愛は飽くまでストーリーの一要素だし、あだち充とか高橋留美子みたいに恋愛がかなりの比重を占める場合でも、恋に落ちる時は、ある瞬間にドキッみたいなのが多くて、好きかもみたいな葛藤の心理描写はあっても比較的あっさりしている気がする。それよりはヒロインを巡って主人公とライバルの争いとか、他の女性への一時的な目移りみたいな感じになる事が多い気がする。


メイン以外の異性のキャラが恋愛対象として出てきた場合の描き方なんかは対照的で、少女漫画では素敵な他の異性が表れて、主人公のメインの異性に対する気持ちが揺れる時、比較対象が出た事で、メインの異性が好きかを考えるみたいに描かれるのに対し、少年誌では主人公はどっち着かずな状態に描かれる傾向がある気がする。


少女漫画と少年漫画ってきっとベースが同じストーリーだとしても、表現やポイントの置き方がちがうから全然別の漫画になるよね。


少女漫画は気持ちの揺れみたいな部分をかなり重視するし、気持ちの動き方も独特で、好きになっても気持ちの遠回りみたいのが必要だったりするし、時にはおいらには読んでいて、ちょっと共感できない心の動き方もあるけど、きっとあれは女の人には共感出来るのかな。


描き方のポイントの違いが男が共感しやすいストーリーと女が共感しやすいストーリーとなっているのかなと思うと、前に書いた『地図を読めない・・・』と話が繋がって少し面白い。