気まぐれ日記

更新は本当に気まぐれです。主にtwitterに書くには長いなと思ったネタを書きます。

話を聞かない男、地図が読めない女


久しぶりに書きます。すっかり放置気味ですが、毎度毎度の事で、あぁ、学期末だ。溜まった課題が…と格闘中なわけで。。。orz

話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く

話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く



まぁ、そんな話は置いておいて、今日は最近、息抜きに読んだ本のお話。

話を聞かない男、地図が読めない女

大分、前のベストセラーですが今更ながら読んでみました。


読んだ感想としては、同じ事を何度も言っていてちょっとくどいのと、時々出てくるアメリカンジョークが意味不明だけれど、そこさえ我慢すれば中々面白いと思います。


中身は基本的には男と女の能力は元々は平等で同じ様に育てられれば、同じ様に育つというフェミニズム(なのかな?)的な考え方に対するアンチテーゼです。


脳は胎児期の性ホルモンのバランスにより決定し、男の脳は狩猟用で空間能力や論理的思考に強くなり、一つのミッションに集中してこなすのに向いていて、女の脳は子育てや社会維持用に出来てて、和を大切にし、コミュニケーション能力が高く、会話と家事など複数の事を同時進行でやることに向いているという話です。




例えば、女性の会話はボディーランゲージや声のトーンなどを駆使するが、多くの男性は、ほぼ字面のみで会話するので、女性の言語外のコミュニケーションがは読めない事が多くトラブルの元になるらしい…。


女性は何で分からないの!?そんなの言わなくても雰囲気で察してよ!!


って怒る。はい、多々、経験あります。。。


元々声のトーン等を使い分けない男性は、女性よりも音痴である人の割合が高いんだって。

ってことは逆に音痴な人は、女性の話のトーンの使い分けが読めない可能性が高いと言う事なのかなぁ…。


音感テスト(注:IEでしか正常に動かない)


絶対音感テストのノーマルがさっぱり分からず30点で相対音感のノーマルが60点なおいらはどうしたらよいのだろうか…。

友人がハイレベルが難しいって紹介してたけど、おいらにはノーマルが難問なのですが…。

数年前まで、今、出ている音と同じ高さの音を一発で出す事なんて出来なかったし、2つの音を順に出して、音が上がってるか下がってるかが分からなかったんだよね〜、マジで。最近ちょっとは分かるようになってきたけど。。。

音痴がコミュニケーションに影響するのならちょっとショック!!




性的な話もちょっと面白く、男と女が異性の身体を性的な目で見る回数は実は殆ど変わらないのだけど、男は見られてても気付かなくて、女性は見られるとすぐに気付くので男ばかりが見てるようなイメージになるとか。。。

女性の方、これ、本当なの?感覚的にはちょっと信じられんけど。


他には、パートナーと長続きする為に男性が何を重視すると思うかと言う質問に対して女性は多いほうから


?顔?体つき?胸?お尻?性格


の順に答えてて、一方、男が実際に重視するものは


?性格?顔?知性?ユーモア?体つき


の順だとか。

多分、男が求めるのは本音でそうだよね。


本当かは知らんけど、女性は男がスケベだと言うイメージを強く刷り込まれているらしい。


もっとも、男の脳は元々は一夫一妻制には向かない作りらしいので、夜を共に出来そうな雰囲気になると、相手に対しての好感度が自然に上がるらしく、そんなことに関係なく長期的にしか相手への好感度が上がらない女性から見れば、やりたいだけのスケベにしか見えないのだろうけど。。。

この違いって人間は元々は、選択権が女性にある乱婚制だったってことかな、多分。

(多夫多妻ね、多分。一夫多妻は多くの場合、選択権は女性にないのでいびつと思われる。)


話は逸れたけど、パートナーに一番求めるのは男も女も性格だよね、普通に。


もっとも女性がパートナーに求めるものが


?性格?ユーモア?思いやり?知性?体つき


なのに対して、上位に顔が入っちゃうのも男なんだろうけど。


ただ、この調査は意識的なものばかりで、実際には女性は無意識に匂いで男性の免疫状態を探るらしいし、好みの声とかもきっと無意識には関係ありそうなので少し疑問だけど。。。




更には男は寝る=愛情と同時なのに対して、女は愛情→寝るの順なので気持ちがずれるとか、誰もが一度は経験する話だよね、きっと。




男と女は考え方がかなり違う事なんて、生活するうえでは当たり前に色々と実感してはいるものの、読んでいると自分の考え方は男女の脳の働き方が同じものだという思想の影響を強く受けているなぁと感じる。


ここ数年は部活の同期が女性ばかりという、経験のない男はうらやましがり、経験のある男は同情する環境に居た為、男の失敗例には思い当たる節が多々あり、思わず読みながら苦笑してしまう場面がたくさん。


結構色々な場面で、女性も自分(男)のような思考をすると思い込んで失敗しているのに今更ながら気付きます。


異性の気持ちを思いやるって難しい訳だよね。お互いに相手にこう言われれば、おいらならこう考える、と言うのが通じないんだから。


こういう本でも、もう少し読んでみよう。あくまで一般論だし、参考程度だろうけど、男兄弟で喧嘩しながら育ったおいらには基本的部分が欠けている気がする。


こういう話こそ義務教育でしっかり教えて欲しかったなぁなどと思っても、後の祭りなわけですなぁ、はい。

思考回路が根本的に違う認識って結構、普通に生活するのに、人間関係上で重要なのにねぇ。。。


おいらは話として違う事は分かりつつも、実感としては全然分かっていないです。正直。

独りよがりでない、思いやりを持てるようになるまでの道は遠いなぁ。